BIUTIFUL/ビューティフル

主演　ハビエル・バルデム

雑然とした部屋や街の景色なんだけど

映像がなんとも美しいの、不思議ね

題名のBIUTIFUL　本当の綴はBEAUTIFULなのに

幼いころに親を無くし学のないウスバルは娘に間違った綴を教えてしまったんだね

それを題名にしてるなんて小洒落てるわ

精神に病を抱えてる妻と別れて、2人の子供達を引き取り育てるウスバル

非合法に不法移民に仕事を斡旋したり、死者の声を遺族に届ける仕事もしてる

彼は子供達のために必死に頑張ってるのに

体調不良で病院へ行ったら癌だと診断・・・しかも余命2ヶ月

次から次へと問題ばっかりで、見ていて息苦しくなるほど

別れた嫁もいい加減にしろ！って言いたくなるような女

旦那の兄と関係を持ったり、小さい息子を殴って怪我させたり

食事の席でタバコは吸うし、テーブルに足乗せるし・・・・

もう最低の母親

ウスバルは子供にちゃんとしつけをしてるのに母親がこれじゃあねぇ

冒頭のシーンの意味がわかんなかったけど、ラストシーンだったのね

ウスバルと一緒にいた青年は彼のお父さん

日本で言う　三途の川の所に先祖が迎えに来て連れて行くってやつかな

ウスバルの最後のセリフ「向こうには何が・・・」って死を受け入れた言葉よね