ペインレス/INSENSIBLES
主演 アレックス・ブレンデミュール
濃い顔の主人公だったなぁw
昔と現代と行ったり来たりしながら謎にせまっていく映画
「内戦時代のスペインで、痛覚を持たない子供たちが次々と生まれた」
この子達に罪は無いけど、痛みを知らないから自虐行為をしたり、他人を傷つけたりすることを罪悪感なしにやってしまうんだよ・・・
それで辺境の地の収容所に隔離されるの
背景が現代になって、主人公のデヴィッドは妻とドライブ中に急に意識を無くし事故を起こし
自分は助かったけど妻は亡くなってしまった
妻は妊娠中だったらしく6ヶ月の胎児は無事に保育器の中
事故で検査をしたお陰でガンが見つかったデヴィッド
不幸中の幸いかしらね^^;
治療には血縁者の骨髄が必要ってことで両親の元を尋ねるんだけど
そこからがおそろしい真実を知ることになってしまう始まりだったんだよ
両親は実の親じゃなく、デヴィッドの本当の父親はあの施設に隔離されていた
最も凶暴な子供ベルカノ・・・
でもね、ベルカノも元から凶暴だったわけじゃないの
優しい子だったのに看護師から叩かれたり、目の前で大切な友達を殺されたりと
外的な痛みは感じないけど心に酷い痛みを感じたせいなんだ
自分を安楽死させようとした医師を刺し殺して死体とともに隔離
1年後に兵士が来てドアを開けると恐ろしい姿に成長したベルカノがいたの
あれは殺した医師を食べて育ったってことなのかしら・・・
人間一人を食べきるのに一年もかからないでしょうにねー^^;
すべてが明らかになった時、育ての父親は妻を殺し自分もデヴィッドの目の前で自殺する
日を同じくして本当の父親であるベルカノとミイラ化した母親を見つけたのに
持っていたライターを落としたせいで火がつき本当の両親も目の前で焼け死んでしまう
あんな凶暴なベルカノでも自分達の目と同じ目をした息子は識別できたんだね
ラスト
今まで息子にあまり興味が無かったみたいなのに初めて保育器の中の弱々しい息子の手を触った
息子の小さな手がぎゅっと握り返してきた時に優しい目をするの
これで終わり・・・w
ベルカノ役のトーマス・レマルキスは13歳ころに全身脱毛症を発症したんだって
役作りでなった姿じゃなかったんだね
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